コロナ嗅覚異常 14日間の記録

ここにきてコロナに罹患してしまいました。

熱などは１日で下がったのですが、4日目から嗅覚に異常が出ました。

およそ1ヶ月経ち、ほぼ前と同じ状態まで戻ったと思いますが（元々どれくらいの嗅覚があったか分からないｗｗｗ）最初は治らないかもしれないという不安もありました。

気休め程度ですが症状や心境？など2週間の記録を書きたいと思います。

私は専門家でも何でもありません。内容はあくまで科学的な根拠はなく、個人の見解です。

日記
仮説、なぜ鼻が利かなくなるのか？
メンタル
そんな中でも美味しく食べることが出来たもの
後記

日記

DAY1

最近はノーマスクが主流になりつつあります。

私も例外なくその状態で居て、おそらく旅行先で貰ったのだと思います。

数日後、発熱。

熱は最大38.8℃で、半日で下がり始め翌日には回復。

聞いていた猛烈なのどの痛み等もなく、単なる風邪という感覚。

「なんだ、この程度か」

と思ったくらいでした。

DAY4 レベル③

その後3日経過し、すでに体調は万全ではあるものの一応外出を自粛していた4日目、昼食を食べたところ、なんとなく味気ないような気が。

風邪で鼻が詰まると同程度になることはありましたが、鼻詰まりは無し。

これが噂の後遺症？勘違い？というレベル。

以下、5段階で評価して書いて行きます。

⑤	異常なし。森や花など自然界の微香がわかる。
④	普通の香りは普通に感じる。食事は美味しい。でも少し匂いを感じづらい。
③	食事の風味が分かる。だだ、味気ない。
②	強烈な匂いのものは分かる気がする。
①	ほぼすべての匂いが分からない。

この日まではレベル⑤。

DAY4はレベル③でした。

DAY5 レベル②

昼食を食べて「完全にコロナの後遺症だ」と確信。

カレーを食べましたが、風味がわずかにあるしょっぱい食べ物という感じです。

でも私の場合、味は分かったのでまだマシな方かもしれません。

知り合いに聞いたら、味も分からなくなったという方も居ます。

この状態になるとメンタルにきます。

やる気と食欲を喪失します。

DAY6 レベル①

この日がピークでした。

何も匂いを感じない。

ただ前日にメンタルは何とか維持しようとあれこれ考えたので何とかキープ。

このブログを書こうと思ったのもこの頃です。

DAY7 レベル②

この日、初めて前日よりも鼻が利く様になりました。

単純に嬉しかったです。

キツい匂い（カレー、キムチ等）のものが多少香る程度ですが、それでも前日よりとても美味しくご飯を頂くことが出来ました。

本当に健康って大事だと切に思いました。

DAY8 レベル③

更に前日よりも良くなりました。

普段は何も思わないコンビニ弁当（ゴメンナサイ）が劇的に美味しく感じます。

ただ嗅覚異常を患っているものの周りからみると一見普通ですので、なんとかメンタル保っているとは言え、嗅覚が完全に戻らないかもという不安を感じながらの生活です。

皆から心配して欲しい訳ではありませんが何となくモヤモヤしながら生活してました。

「でも(嗅覚だけじゃ無くても)こうやって悩んでいる人、世の中にたくさん居るんだろうな」

という気付きも得られました。

今後、少し優しくなれる気がします。

DAY9～13 レベル③

ここから回復が少し停滞します。

1日の中でも鼻が利きやすい時とそうでない時があるような気がします。

DAY14 レベル④

約2週間。

遂にレベル④まで戻りました。

食事の香りは鼻に抜ける成分が多いせいか、普段となんら変わりません。

美味しいです。

自然の香りを感じづらい時はたまにあります。

およそ1ヶ月

自分が戻ったと思えたのは発症から3～4週間後くらいです。

仮説、なぜ鼻が利かなくなるのか？

当初、嗅覚に異常が出る前、鼻がツンとする感じがありました。

化学で薬品を嗅いだときやつの、もっと穏やかな感じです。

調べてみましたが、ツンとするのは嗅覚神経（の弱いやつ？）が壊死するからだそうです。

なので、

コロナの影響で嗅覚神経が壊死
→嗅覚異常
→徐々に神経が回復
→元に戻る。

という事なのかと思いました。

メンタル

辛かったこと

・ご飯が美味しくないと食欲がわかない。元気がなくなる。
・このままだったらどうしようと結構暗くなる。
・ご飯を作る気をなくす。味付けが分からない。

良かったこと

・五感があるって素晴らしいことなんだと感じられた。
・老後の練習が出来たと思えた。（五感は衰えるもののようです）
・こんな状況でも美味しく食べられるものを探す実験は出来た。
・人の痛みに寄り添う心を持てた。
・治らなかったら、自分がモニターとなりコロナ嗅覚異常でも美味しく食べられる食品を開発しようと思った。
・どうせ何食べても味気ないのだから、痩せられるような気がした。